名作住宅の住み継ぎ
現在発売中のCasa BRUTUS 2月号に、
以前このblogでご紹介した、
坂本一成設計の名作住宅「代田の町家」
が住み継がれた後の記事が掲載されていました。
新たに住み始めるにあたり、
坂本さんの事務所が改修設計を手がけ、
オリジナルの良さを活かしつつ、
新たな生活にも適したリニューアルが行われたようです。
新所有者ご一家の、この住宅、
そして住み継ぐ価値についての理解の深さが
紙面から伝わってくるようでした。
ヴィンテージ住宅の住み継ぎをテーマに仕事をする者として、
このように素晴らしい「住宅のバトンパス」を見ると、
なんだか幸せな気分になります。
これからもどんどん事例が増え、
よい住宅が当たり前に残される文化が定着してほしいですね。
残されることが当たり前になれば、
作り手の気合いだって違ってくると思いますよ。
さて、現在TPOの売買では2件のアーキテクト住宅をご紹介中です。
リオタデザイン設計の川風の家(志木市)
*1/17(日)OPEN HOUSE開催
方向は違いますが、それぞれ都心へ1本でアクセス可能です。
どちらも、施主と建築家、
良質な工務店のタッグでできた、現代の名作住宅ですので、
新築をご検討の方にも自信をもってオススメします。
by noguchi