光の世界

資生堂ギャラリーで開催している、

「スペクトル− プリズムから放たれる虹の光線」に行っててきました。

ギャラリー入り口の階段を下り、

地下へ向かうとそこには

とても幻想的な空間が広がっていました。

スモークがかった白い室内。

wataerfallの様な椅子が２つと、床に映る光の跡。

光源は四角形のスペースの角から。

対角線上で見る、パースの効いた印象的な配置。

これが光の正体。

裏からのライトを受け、プリズムが光を分解し、

床や壁にカラフルな模様を描いています。

プリズムの裏ではプロダクトの映像が流れていました。

2作品＋映像だけの展示でしたが、

何時間でも居たくなる空間でした。

こちらの展示は3/26までです。

ちなみに、TPO物件は採光の芸術性を感じる物件がたくさんあります。

その中の一部、現在ご紹介中のお部屋で

種類の違った3タイプをご紹介します。

■h&w bldg.（エイチアンドダブリュービルディング）

地下へ下る階段の吹き抜け。

1階の窓から落ちる光が象徴的な空間にしています。

■circo（チルコ）

光の入り方や、パースの効いた壁、奥に見える緑と籐の床。

どことなく侘び・寂びを感じる佇まいです。

■lattice（ラティス）

暗くなりがちな1階へ、

坪庭やルーバーの使い方で光を誘導しています。

全ては紹介しきれませんが、

探しているエリア外のお部屋の写真も

是非ご覧になってみてください。

by hirabayashi