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タカギプランニングオフィスブログ

TPO物件のこだわりの外観・内観写真

TPO物件のこだわりの外観・内観写真

いつもTPOのブログを見てくださる建築好きの皆さんは、

いわゆる巨匠と呼ばれる有名な建築家の名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

前川國男、丹下健三、磯崎新、黒川紀章、村野藤吾…。

一方で、建築の写真を撮る建築写真家、その名前を一人でも挙げることが出来る人はどのくらいいるでしょうか。

 

日本で最も有名な建築写真家を挙げるとするなら、

数年前に亡くなった二川幸夫ではないかと思います。

あの『GA JAPAN』の発行元のA.D.A.EDITA Tokyoの創設者で、 

伊藤ていじとの共著である『日本の民家』シリーズは、

古き良き日本の建築をフィルムカメラで記録した傑作です。

2013年にパナソニック汐留ミュージアムで開催された

「二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年」展では、

『日本の民家』シリーズのモノクロ写真が大きく引き伸ばされて展示されていて、

当時学生だった私はその迫力にとても驚いたことをよく覚えています。

展覧会のカタログも発売されいているので、気になる方はぜひご覧になってみてください。

 

前置きが長くなりましたが、TPOではHPに載せる物件写真の撮影にこだわっています。

現在使っているのはRICOH GRⅡ。

コンパクトながらAPS-Cサイズのセンサーを搭載したすぐれもので、

スタッフのカバンにもすっぽり収まることが出来ます。

 

写真 2017-07-24 13 25 12

 

HPの写真の中で、右下に白文字のクレジットが入っているものは

建物の竣工時にプロのカメラマンさんが撮ってくれた竣工写真。

クレジットが何も入っていないものは、TPOスタッフが撮った写真です。

プロの撮ったものと比べていかがでしょうか…。

まだまだ撮影の練習は必要ですが、中々悪くない出来じゃないかと思ってます。

(他社のサイトに同じ写真が載っている場合でも、それはTPOスタッフの撮影したものなんです!)

 

R0060420

corte

 

_R063201

 

_R063240

cabina

 

ちなみに、撮影時の焦点距離はワイドレンズをつけて21mm。

人の肉眼に近い焦点距離が50mmと言われていますので、

実際の印象よりも広角に写っていることになります。

お部屋をワンショットで撮ろうとすると、どうしても広角に撮影する必要があります。

時々、写真で見たよりも少し狭いかも…というお客様がいらっしゃいますが、

それは広角レンズで撮影していることが原因。

TPOでは必ず内見後のお申し込みをお願いしておりますが、

それは実際にお部屋を見てみないと分らないことも多いからなんです。

それでも、TPOではなるべく実際のイメージと異なることが無いように、

分かりやすく、そしてカッコいい写真を掲載できるようこれからも頑張っていきます。

 

by hachiga

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