「天野尚 NATURE AQUARIUM展」に行ってきました
東京ドームシティのGallery Aamoで開催中の
「天野尚 NATURE AQUARIUM 展」に行ってきました。
Gallery Aamoは2017年4月に新たに開業した、「大人のための遊べるギャラリー」
東京ドームシティといえば今までは野球、遊園地、競馬といったイメージでしたが、
ギャラリーが出来たことで、一気に知的な空間になったような気がします。
今回の展示は天野尚さんにスポットを当て、水草水槽(ネイチャーアクアリウム)と
大判写真の作品を組み合わせた「生きたアート展」
天野さんは元競輪選手で、世界各地の熱帯雨林を訪れた経験から、
その風景を水槽に落とし込むネイチャーアクアリウムを提唱し、
写真家としても活動されていたそうです。
こちらが実際に使用されていた大判カメラ。
蛇腹の部分でピントを合わせ、レンズを通過した光が背面に装着されたフィルムに記録されます。
実際のフィルムがこちら。
よく目にするネガではなく、このままの状態でも楽しむことができるポジフィルムです。
光を通して見る大判フィルムの世界は、その綺麗さ、緻密な描写に驚かされます。
もちろんフィルムを大きくプリントした作品も展示されています。
人の手が加えられていない世界各地の熱帯雨林の風景を、
写真による記録のみならず、自分の手の中に収めておきたいという願望が、
ネイチャーアクアリウムという作品を生み出したようです。
南国の山と砂浜を模したような作品や、
壁面と一体化したような作品。
写真が上手く撮れなかったため魅力が半減していますが…、
流木と岩や砂、水草と魚で、水槽の中に自然の生態系がそのまま、
あるいはそれ以上の空間として再現されていました。
展示は来年の1月21まで開催されていますので、
気になる方は是非足を運んでみて下さい。
結構賑わっていました。
TPO物件はほとんどがペット不可のお部屋ですが、
簡単な水槽などはご相談して頂けます。
お部屋にこんな水槽があったら嬉しいですよね。
by hachiga