Ginza Sony Parkへ行ってきました
昨年に営業が終了した芦原義信設計のソニービルの跡地に、
新しくGinza Sony Parkが出来上がったと聞いて行ってきました。
2018年8月9日から東京五輪が開催される2020年秋までの期間限定の運営で、
その後は同敷地に新ソニービルが計画され、2022年の竣工が予定されているそうです。
東急プラザの向かい側、数寄屋橋交差点に面した場所で、日本一地価が高い山野楽器銀座本店から徒歩3分の距離にあります。
「公園の少ない銀座の街に、しかもその一等地である数寄屋橋交差点のすぐそばに公共的スペースを作るというのは、ソニーにとって大きな挑戦だと考えています。」とのこと。
地上部と地下4層のユニークな構造で、今回は個人的な興味のある地上部をご紹介したいと思います。
地上部はこんな感じ。三連休の最終日ということもあってか、かなり賑わいを見せていました。
ちなみに左側に見えるガラスブロックのファサードが特徴的な大きな建物は、レンゾ・ピアノが設計したメゾンエルメス。
今まではソニービルに隠れて遠くから眺めることは出来なかったのですが、空地が生まれたことで存在感が際立った気がします。
ウッドデッキを上がると中はこんな感じ。ここで皆さんお気づきだと思うのですが、よくあるオープンスペースの植栽と違ってヤシがあったり見たことのない植物があったり…。
実はここの植栽はそら植物園がプロデュースしたもので、実際に購入をすることも出来るそうなんです。
「世界中から集めてセレクトした特別な植物が「Ginza Sony Park」の地上フロアを彩り、訪れた方が銀座の街で植物を愉しみ、植物を感じ、そして植物を購入することができます。また、植物が購入される度に「Ginza Sony Park」の表情は変わり、いつでも新鮮な表情を見せてくれます。」
これぞ植栽のメタボリズム?
サボテン
ガジュマル
購入された方にすぐ輸送出来るようにするためか、植物はすべてポットに入れられたまま植わっていました。
すべての植物に説明と値段が書かれたプレートがありました。
この鬼面角はなんと33万円。
ディクソニアは写真より小さいもので22.5万円。
…。
珍しいものが多いためか、皆さん立ち止まってじっと見入っていたのが印象的でした。
TPOでも実は銀座の物件を一つ管理しています。→ソフィアスクエア銀座
もちろん商業ビルではなく、住居用(事務所用)のデザイナーズマンション。
内装にはちょっとリッチに大理石を使用していたりするんですよ~。
by hachiga