東京オリンピックと体育館
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2020年東京オリンピックチケットの申込み締切りから約1ヶ月。
今日という日を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
そう、本日6/20は東京オリンピックチケット抽選結果の発表日。心なしか朝から社内もざわついていました。
大会組織委員会は競技ごとの申込状況や倍率、販売枚数は公表していないそうですが、噂によると水泳競技が人気だとか。
弊社の事務所がある四ツ谷からよく総武線に乗るのですが、信濃町駅から千駄ヶ谷駅の間で、窓越しにドーンと新国立競技場を眺めることが出来ます。
新国立競技場は隈研吾さんによる設計で、東京オリンピックのメインスタジアムになります。
毎日電車から、少しずつ工事が進んでいる様子を眺めていたのですが、先日見たところいつの間にか外観はほぼ完成している様子でした。
この中で選手が奮闘し、観客は熱狂し、世界が一つになると思うと、国のシンボルとなる建築物の持つ影響力と責任が感じられます。
競技場といえば、今日は天気が良かったので、仕事の合間に表参道から原宿までメイン通りを歩いて、代々木体育館まで足を運んでみました。
表参道ヒルズを横目に進んでいくと、代々木公園の左手に吊り構造の体育館が現れます。
正式名称は国立競技場第一体育館。
コンサートや室内競技の開催場として皆さんにも馴染みがあるかと思いますが、実はこの体育館は、1964年の東京オリンピックの水泳競技の会場として設計されてものなんです。
設計は皆さんご存知の丹下健三。
計画にあたっては様々な困難な状況があったというのは有名な話で、それでもこれだけの唯一無二のデザインを、たった約38ヶ月で完成させたというのだから驚きです。
まさに巨匠。
この辺りのエピソードは色々なところで語られていますので、気になる方はインターネットや図書館で調べてみてください。
この第一体育館は2017年から2020年まで、改修のために休館となっています。
2020年という数字、カンの良い皆さんならお分かりですね?
実はこの体育館も、2020年東京オリンピックの競技会場になります。
新旧の時代を越えた建築のコラボレーション。2020年が待ち遠しいですね。
ちなみに、私は流行に乗り遅れてチケットの予約をしていないので、TV観戦で最大限に楽しもうと思っています。
by hachiga