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建築士がおしゃれに住みこなすメゾネット賃貸【ルームツアー】

建築士がおしゃれに住みこなすメゾネット賃貸【ルームツアー】

先日武蔵小金井駅のさくらこみちを退去されたご夫婦がとてもおしゃれにお部屋を住みこなしていらっしゃったので、お引越し前にご訪問して色々とお話を伺ってきました。デザイナーズ家具から無印良品の収納ボックス、DIYで自作したテーブルまで、幅広いジャンルの家具を上手に組み合わせてお住まいでした。

デザイナーズマンションにお住まいの方にとってもそうでない方にとっても、暮らしのヒントが満載のルームツアーです。

外観

さくらこみちへの引っ越しの決め手

ツーショット

お話を伺ったのは建築士のご主人と暮らしにまつわるお仕事をされている奥様。お二人とも建物や暮らしに関係するお仕事だからでしょうか、さくらこみちでの生活についてとても分かりやすく説明してくださいました。

新社会人として就職後の数年間は東京と地方で別々にお住まいだったそうですが、奥様も上京することになり、そのタイミングでお二人での新生活を始めるためのお部屋を探したそうです。スーモやデザイナーズ物件を扱っている不動産サイトを見ていたそうですが、中々気に入る物件に出会えず、そんな中ご主人のご勤務先の上司の方がタカギプランニングオフィスをご存知だったそうです。早速HPを見てみるとさくらこみちが掲載されていて、この物件だ!と思いすぐに内見してお申込をされました。インターネットでたくさん物件を眺めていたそうですが、実際に内見したのはさくらこみち1件だけだったそうです。

間取り

さくらこみちを選んだ決め手は間取り。一目見ただけでは私もどういう部屋になっているのかすぐにはイメージできないくらい立体的で複雑ですが、さすがは建築士のご主人。すぐに「住みこなしたくなる間取り」と思ったそうで、玄関土間をどのように使うか、収納がない点をどう解決するか、などを考えていったそうです。また、地方出身のお二人にとっては小さなバルコニーしかないマンションは窮屈なようで、一軒家のような広いテラスがある点もポイントだったそうです。武蔵小金井駅には全く縁がなく、物件の良さが決め手。それでも実際に住み始めてみると、すぐ近くにある小金井公園がお散歩コースになったり、併設されているスポーツ施設で汗を流したりと、小金井市での暮らしも満喫されていたそうです。

土間をどう活かすか

土間

玄関を入るとこのお部屋の特徴でもある4.5帖の土間が広がります。ここにテーブルと椅子を置いてダイニング・キッチンとして使用されていました。このテーブルはネット通販で木の板を購入し、脚をDIYで自分で取り付けて作ったものだそうです。写真右側のように椅子が2脚置かれていて、左側の小上がりが腰掛けを兼ねているので、お友達が来て4人以上が集まっても食卓を囲むことが出来るようになっています。玄関を入るとまずこの空間が目に飛び込んでくるので、自然とこのダイニングテーブルが生活の中心になっていたのかもしれません。ご主人が帰宅する時間に奥様がちょうど料理をされていたとしたら、玄関扉を開けてすぐに「ただいま」「おかえり」の温かい会話が交わされていた様子が想像されます。

キッチン

奥様は料理好きだそうで、キッチンには料理グッズや調味料がたくさん並んでました。こんなにたくさんのものがあるのにきちんと整理されているところが流石です。キッチンが広いところが気に入っていたそうで、キッチン上部のダクトレールのライトも、好きな位置に移動させて手元を明るく照らせるので便利だったそうです。

調味料

調味料を置くために設計されたかのようなスペース。調味料たちも喜んでます。

収納の工夫

お部屋にはいわゆるクローゼットが全くないため、空間の余白に収納ボックスなどを置いて上手に荷物をしまっていました。

寝室

2Fの寝室のハンガーパイプの下には幅ぴったりに並ぶ透明な衣装ケース。

キッチン収納

キッチン下のスペースにある自作の棚。キッチンの木の色合いと合わせた木材を使い、2枚の棚板を長ねじで固定しただけのシンプルなデザインです。無印良品のワイヤーバスケットとポリエチレンケースがちょうど3つ収まるサイズで、DIYとは思えない完璧な寸法。

廊下

そして一番気になったのが本の収納方法。本棚を作るのではなく、土間から小上がりになっている廊下状のスペースにずらりと並べられていました。廊下は幅があるので本を並べても全然窮屈ではなく、もともと何か置くために幅広にデザインされていたのかもしれません。

書籍

ここに並んでいる本はほとんどが建築書。その下には靴が並べられていて、ここでも余白がうまく利用されています。

デザイナーズ家具やこだわりの雑貨

以前に持っていた家具は大学生の一人暮らしのときから使っていたものだそうで、さくらこみちへの引っ越しを機に家具はほとんど新調されたそうです。よく見るとおしゃれなお店で見かけたことがあるようなデザイナーズ家具もちらほらありました。

デイベッド

まずはハンス・J・ウェグナーのデイベッド。北欧家具の代名詞です。壁のサイズにぴったりで、まるでこの部屋にはじめから備え付けられていたかのようです。おちついたグレーの張地も素敵でした。

ウルムスツール

ディスプレイ台としてはウルムスツールが使われていました。バウハウスの理念が凝縮されたようなデザイン。その右手にあるのはご主人が友人と一緒に制作したコート掛け兼ライトスタンドだそうで、ウルムスツールの直線的なデザインとも調和していました。ご主人は曲線よりも水平・垂直がお好きだそうで、ウェグナーのデイベッドを含め、確かに部屋に置いてある家具は直線的なデザインのもの中心に統一感がありました。

ホルムガードの照明

部屋にある家具で唯一曲線でデザインされていたのはこのペンダントライト。デンマークのホルムガード社のもので、乳白色の色が内壁のクロスや無印良品の収納ボックスの色味とも似合っていました。

最後にちょっと寄りで眺めてみる

ロフトの書籍

ロフトは物置として使われていて、一角には文庫本や二人の旅行記録の思い出としての『地球の歩き方』が。かわいいカエルさんも住んでいました。

絵葉書

こちらも旅の記録でしょうか?絵葉書が壁に飾られていました。

建築模型

ロフトに置かれた建築模型。一番右はお二人が引っ越し予定のマンションで、内装はご自身でリノベーションされたそうです。さくらこみちの広いキッチンが気に入り、リノベーションでもキッチンは明るく広い空間として設計されたそうです。これからのお二人の新生活が楽しみですね。

住んでみて良かった点

吹き抜け

メゾネットで吹き抜けがあるので、天井高が高くて明るい点が良かったそうです。天井高が高いと実際の面積よりも広く感じられたそうです。1Fの部屋でも光が射し込むので、室内に置いていた観葉植物もすくすくと育っていました。

また、大家さんが月に1回ほど共用部の植栽の管理などでさくらこみちに来るそうで、大家さんと仲良くなれたことも良かったそうです。年に1度は希望者が集まって住民祭も行っていて、東京の賃貸では珍しく大家さんや住民の方との適度な交流があったそうです。

住んでみて悪かった点

悪かった点はなかったそうですが、どうしても何か教えて欲しいとお願いしたところ、夏は2Fが暑くなりやすかったそうです。ただ反対に土間のある1Fは涼しく、窓を開ければ風も抜けるので夏も快適に過ごされたようです。

玄関扉

また、木の玄関扉は雨の日は膨張して開きにくくなることがあったそうです。ただそれがストレスになることはなく、そんなところにも自分たちの部屋としての愛着が湧いたそうです。不便益を楽しんで生活するのはデザイナーズマンションならではかもしれません。

まとめ

お二人はさくらこみちでの賃貸生活を卒業し、購入したマンションをリノベーションして新生活を始められます。長い人生の中でみるとたった数年間のデザイナーズマンションでの賃貸生活ですが、ここまで上手く楽しく暮らされているのをみると管理会社冥利に尽きます。

今後のお二人の人生にとって、さくらこみちでの生活が良い記憶に残るものであることを願っています。

hachiga

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