土間のお話 -DOMA story-
元々は民家において、
農作物をそのまま土足で運んできて料理等の作業をするための場所でした。
There is a room called "DOMA" in traditional Japanese housings.
Fundamentally, it was used a place for farmers to cook and work with
their shoes on at traditional Japanese farmar's house, MINKA.
日本人の靴を脱ぐ習慣は、
この「土間」から「床」に上がる際に靴を脱いだことから始まります。
現代の一般住宅において、「土間」が進化したものが「玄関」であると言えるでしょう。
Japanese custom of taking off the shoes started when people took off
their shoes when they climbed on "floor" from "DOMA".
DOMA" has developed into what is called as "entrance hall" in general
contemporary housings.
ただの玄関ではなく、
その「土間」スペースがある物件が『blocco』と『CONTE』。
どちらも設計は Architects Office ICU の長田直之氏です。
TPO's rent housings, "blocco" and "CONTE", have the "DOMA" space.
Both are designed by Mr.Naoyuki Nagata from Architects Office ICU.
エントランスからお台所までが土間だったり、
ドアを開けると丸々一部屋が土間だったりするんです。
SOHOや作業場としてだけの使い方ではなく、観葉植物を育ててみたり、お気に入りの自転車を置いたり、
今の時代だからこそできる「土間」の使い方を開拓してみてはいかかでしょうか。
きっともっと面白い住まい方が見つかるはずです。